キッチンで料理をする際、レンジフード(換気扇)は必須の設備ですが、「音がうるさい」と感じたことはありませんか?
特に、長年使用していると音が大きくなったり、不快な異音が発生したりすることがあります。料理をするたびに耳障りな音に悩まされるのはストレスになりますよね。
本記事では、レンジフードの騒音の主な原因と、それを軽減するための具体的な対策方法についてくわしく解説します。ぜひ快適なキッチン環境を実現するための参考にしてください。
レンジフードの音がうるさい主な原因
レンジフードがうるさくなる原因はいくつか考えられます。代表的なものは以下の4つです。
- モーターの経年劣化や不具合
- ファンや羽根の汚れ
- ダクトの詰まりや空気抵抗の増加
- 設置状態の問題
具体的に解説します。
1. モーターの経年劣化や不具合
レンジフードのモーターは、長年使用することで摩耗し、回転音が大きくなることがあります。また、モーター内部のベアリングが劣化すると「ガラガラ」「キュルキュル」といった異音が発生することもあります。
特に、モーターが古くなると内部の潤滑油が乾き、金属同士がこすれ合うことで異音が発生することが多いです。このような状態になると、音が気になるだけでなく、最悪の場合モーターが焼き付きを起こして故障してしまうこともあります。
2. ファンや羽根の汚れ
レンジフードのファンや羽根に油汚れが付着すると、バランスが崩れて異音が発生する原因になります。特に、長期間掃除をしていない場合、ファンの回転が不安定になり、振動が大きくなってしまうことがあります。
油汚れが固まると、ファンの重量バランスが崩れるため、正常な回転ができなくなります。結果として異音が発生することがあります。また、汚れが厚くこびりつくとファンがスムーズに回転しなくなり、換気効率が低下する原因にもなります。
3. ダクトの詰まりや空気抵抗の増加
排気ダクトに油やホコリが溜まると、空気の流れが悪くなり、風切り音が大きくなることがあります。また、ダクトの設置方法が適切でない場合、空気がスムーズに流れずに「ゴォー」という低音の響きが発生することがあります。
特に、ダクトが長すぎたり、曲がりが多すぎる場合は空気抵抗が大きくなり、音が増幅されることがあります。また、ダクト内部に小動物や虫が入り込んでしまうケースもあり、それが詰まりの原因になることもあります。
4. 設置状態の問題
レンジフード本体の取り付けが不安定だと、振動が壁やキャビネットに伝わり、騒音が増幅されることがあります。特に、ビスの緩みや壁面との密着度が低い場合は、共鳴によって音が大きくなる可能性があります。
また、キッチンの構造によってはレンジフードの振動が周囲の壁や天井に伝わり、家全体に響くような音になることもあります。こうした場合、防振対策を施すことで音を軽減できる可能性があります。
音の種類別の対策方法とは?
レンジフードから異音がする場合、主に以下のような音に分かれます。
- 「ゴォー」「ボー」
- 「キュキュ」「キュルキュル」「チチッ」
- 「カラカラ」「カタカタ」「カカカッ」
- 「キーン」「キー」
- 「ジー」「ジジジ」「ズーズー」
それぞれの原因と対策を音別に見ていきましょう。
1.「ゴォー」「ボー」
重たく低い音で「ゴォー」「ボー」となる場合、換気扇の油汚れが原因と考えられます。
ファンに油汚れがたまり、さらににホコリが付着することで回転時に異音が鳴ります。このような音がなる現象は、揚げ物や油を使った料理をするご家庭に多く見られます。
換気扇の掃除をして油汚れを取り除きましょう。アルカリ性洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダなどを使用して、ファンを漬け置き洗いすると効果的です。
2.「キュキュ」「キュルキュル」「チチッ」
物がこすれるように「キュキュ」「キュルキュル」「チチッ」となる場合、ファンの回転軸からの擦音であることが多いです。
これは経年劣化によりモーターやファンを回転させる回転軸の油が切れていることから起こるため、潤滑油を差すことで改善します。
潤滑油はスプレータイプが使いやすく、ホームセンターで購入可能です。差しすぎるとファンが回転したときに油が飛び散ってしまうので注意しましょう。
3.「カラカラ」「カタカタ」「カカカッ」
レンジフードから「カラカラ」「カタカタ」「カカカッ」という音がする場合は、モーターの回転軸の不具合やズレが考えられます。
まずは回転軸に潤滑油を差して改善するか様子を見てみましょう。もし改善しない場合は、放置するとさらに悪化する可能性が高いです。専門業者へ点検を依頼しましょう。
4.「キーン」「キー」
「キーン」「キー」という耳障りな金属音がする場合は、レンジフードの部品の劣化や不具合、故障が原因であることが考えられます。
レンジフード内部の部品から異音が発生することもあり、自分での対処は難しいです。専門業者へ点検を依頼しましょう。
部品の交換、またはレンジフードの修理や交換が必要となることが多いです。
5.「ジー」「ジジジ」「ズーズー」
レンジフードから「ジー」「ジジジ」「ズーズー」という異音がする場合は、内部のサビが原因であると考えられます。
レンジフードの使用頻度が高かったり、湿度が高い環境だったりすると発生する可能性が高いです。
部品や内部のサビを自分で対処するのは難しいので、専門業者へ相談し、プロの業者による清掃や部品交換をしてもらいましょう。
レンジフードの騒音を軽減する対策方法
レンジフードの音が気になる場合、以下の対策を試してみてください。
- 定期的な清掃を行う
- モーターの点検・交換をする
- レンジフードの防音対策を施す
- 静音設計のレンジフードに買い替える
順番に見ていきます。
1.定期的な清掃を行う
レンジフードの音を小さくするためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。具体的には、以下の頻度で清掃を行いましょう。
- フィルターの掃除(1ヶ月に1回程度)
- ファンの清掃(3ヶ月~半年に1回程度)
- 排気ダクトの点検と清掃(1年に1回程度)
特に、ファンや羽根の油汚れは騒音の原因になるため、定期的に取り外して洗浄することが重要です。
2.モーターの点検・交換
モーターの劣化が原因で異音がする場合、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて交換するのが最善策です。
モーターの寿命は約10年程度とされているため、長期間使用している場合は買い替えを検討しましょう。
3.レンジフードの防音対策を施す
レンジフードの周囲に防音材を設置することで、音を軽減することができます。
- 吸音スポンジや防音シートを壁に貼る
- 防振ゴムを設置して振動を抑える
- レンジフードの周囲に適切な間隔を設ける
これにより、共鳴による音の増幅を防ぐことができます。
4.静音設計のレンジフードに買い替える
最近では、静音設計のレンジフードが多く販売されています。最新モデルの多くは、
- 静音ファンを採用
- 振動を抑える設計
- 低騒音モーター搭載
といった特徴があり、従来のレンジフードよりも騒音が大幅に抑えられています。
【まとめ】レンジフードから異音がしたら原因を特定し適切な対策を!
レンジフードの音がうるさいと感じたら、まずは原因を特定し、適切な対策を講じることが大切です。
- 清掃をこまめに行う
- モーターやファンの点検・交換を検討する
- 防音・防振対策を施す
- ダクトの詰まりを解消する
- 静音タイプのレンジフードに買い替える
これらの対策を行うことで、騒音を軽減し、より快適なキッチン環境を実現できます。日常的なメンテナンスを怠らず、静かで快適な料理時間を楽しみましょう!
弊社都市ガスサービスでも音が静かなレンジフードをお取り扱いしております。レンジフードの音にお悩みの場合はお気軽にお問い合わせください。