トイレは毎日使用する設備の中でも、特に多くの水を消費する場所です。環境省のデータによると、日本の家庭で使用される水の約30%はトイレによるものとされています。そのため、トイレの節水ができれば、水道代の節約だけでなく、地球環境にも大きく貢献することができます。
特に古いトイレを使用している家庭では、最新の節水型トイレに買い替えることで、大幅な節水が可能です。本記事では、最新のトイレの節水技術や買い替えの適切なタイミング、さらには導入費用と節約効果についてくわしく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
最新トイレの節水技術とは?
1990年代以前に製造、販売されていた家庭用トイレは、1回の洗浄に約13~20リットルもの水を使用しています。一方、最新のトイレは3.8~6リットルと、少ない水で流すことが可能です。
最近のトイレは、従来のトイレに比べて大幅に節水効果が向上しています。主に、以下の技術が採用されていることが節水につながっている理由です。
- 渦巻き状の水流で節水効果
- タンクレス設計で効率的な洗浄
- 強力な洗浄技術で少ない水でも清潔に
- 節水+節電のハイブリッドトイレ
順番に解説します。
1. 渦巻き状の水流で節水効果
節水トイレが少ない水で流せる1つ目の理由は、水流の工夫です。
古いトイレでは縦型に水を流すようになっていましたが、研究開発が進み、渦巻き状の水流で水を流せるようになりました。洗浄の際の水流に工夫を加えることで、少ない水でもしっかりと洗浄できるのです。
2. タンクレス設計で効率的な洗浄
タンクレストイレは、従来のタンク式トイレと異なり、水を貯めるタンクが不要な設計になっています。これにより、以下のようなメリットが生まれます。
- 水をためる時間が不要:すぐに洗浄できるため、連続使用も可能です。
- 節水効果が高い:必要最小限の水量で効率的に流すことができます。
- 空間を広く使える:コンパクトなデザインでトイレのレイアウトが自由に。
タンクレストイレは水圧を利用して洗浄するため、一定の水圧が必要になります。マンションの高層階などでは設置できない場合もあるため、購入前に確認が必要です。
3. 強力な洗浄技術で少ない水でも清潔に
最新のトイレには、「旋回洗浄」「ジェット洗浄」「泡洗浄」などの洗浄技術が搭載されており、少量の水でもしっかりと汚れを落とすことができます。
しっかり洗浄できることでお掃除の回数も減るので、さらに節水につながるすぐれものです。
4. 節水+節電のハイブリッドトイレ
最新のトイレには、節水だけでなく節電機能も備わっています。
- 温水洗浄便座の節電モード:使用時だけ温水を作る機能で、待機電力を大幅に削減。
- 瞬間式ヒーター:必要なときだけ便座を温めることで電気代を節約。
このような最新技術により、トイレのランニングコストを大幅に抑えることができます。
トイレを買い替えるべきタイミングとは?
では、トイレの買い替えはいつがベストなタイミングなのでしょうか?以下のポイントを参考にしてください。
- 節水効果を考えたとき
- 故障や水漏れが発生したとき
- 使い勝手が悪くなったとき
- リフォームや引越しのタイミング
具体的に見ていきましょう。
1.節水効果を考えたとき
現在使用しているトイレが10年以上前のモデルであれば、かなりの水を無駄にしている可能性があります。最新の節水トイレに変えることで、年間の水道料金を1万円以上節約できることもあります。
2.故障や水漏れが発生したとき
トイレの水漏れは、気づかないうちに水道代が増加する原因になります。また、修理を重ねるよりも、新しいトイレに買い替えた方が結果的にコストを抑えられるケースもあります。
3.使い勝手が悪くなったとき
- 水の流れが弱い
- 掃除がしにくい
- 便座が割れている
こうした不便を感じる場合も、買い替えを検討するよいタイミングです。
4.リフォームや引越しのタイミング
トイレを含めたリフォームを考えている場合は、一緒に最新の節水トイレに交換するのがおすすめです。また、引っ越しの際に新しいトイレを導入することで、快適な住環境を整えられます。
最新トイレの導入費用と節約効果
最新のトイレを導入するには費用がかかりますが、長期的に見ると大きな節約につながります。トイレの導入費用は一般的に以下の通りです。
- 一般的な節水トイレ:5万円~15万円
- タンクレストイレ:15万円~30万円
- 高機能トイレ(温水洗浄・自動洗浄付き):20万円~40万円
従来のトイレ(13L洗浄)から最新のトイレ(4.8L洗浄)に交換すると、年間約20,000~30,000円の水道代を節約できる場合があります。つまり、数年で元が取れる計算です。
トイレリフォームの場合は、平均費用は22万円・工期は数時間~5日です。便器から床材まで一新するリフォームでは、15〜50万円の予算があるとよいでしょう。
少しでもリフォーム代を節約したい場合は、必要最小限の機能だけ備わったトイレに交換するなど、工夫をすることで費用を抑えることができます。
【まとめ】最新の節水トイレでおサイフにも環境にもやさしい生活を!
最新の節水型トイレは、水道代の節約だけでなく、環境にもやさしい選択肢です。特に古いトイレを使っている場合、買い替えによるメリットは非常に大きいでしょう。
ぜひこの機会に、最新の節水トイレを検討してみてはいかがでしょうか?
弊社都市ガスサービスでも各種最新の節水トイレを取り揃えております。節水トイレに交換を検討される場合はお気軽にお問い合わせください。