トイレ交換やトイレリフォームをするとき、どこに頼めばよいのでしょうか。
依頼先はさまざまですが、選ぶ基準がわからず失敗したくはないものです。何に重点を置くかで依頼先は変わってきますが、長く使用するトイレだからこそ、業者は慎重に選びましょう。
本記事では、「依頼先の種類と特徴」「良い業者の選び方」を中心に、トイレ交換やトイレリフォームのお悩みを解決します。ぜひ最後までご覧ください!
トイレリフォーム・トイレ交換はどこに頼む?
まず、トイレリフォームやトイレ交換をする場合、依頼先にはどのような窓口があるのでしょうか。
主な依頼先は以下の通りです。
- 水道工事業者
- 工務店・ハウスメーカー
- リフォーム会社
- ホームセンター・家電量販店
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.水道修理業者
水道修理業者は緊急性の高い工事対応がメインのため、トイレ交換の工事よりも水漏れ修理などの急を要する対応や修理・修繕などの作業が得意です。「トイレが故障したのですぐに交換したい!」という場合は頼もしい依頼先といえます。
緊急のため、その場で見積りや即時判断を必要とする場合があり、ホームページに掲載されている費用と実際の費用が異なる場合もあるので、不明点はしっかり確認するようにしましょう。
あくまで修理がメインなので、選べるトイレの種類は限定されることも。また、基本的に内装リフォームや間取り変更には対応していないため、トイレ空間全体を見直したいときには不向きといえます。
2.工務店・ハウスメーカー
トイレの間取り変更や増設などで建物の構造が変わる場合は、家を建てた工務店やハウスメーカーへの依頼がおすすめです。家の構造を把握していたり、すでに信頼関係があったりして安心できるのも強みといえます。
工務店やハウスメーカーは新築や大改修など大規模工事がメインです。会社によってはトイレリフォームの実績が少ない場合や、トイレ交換のみの対応ができない場合もありますので確認しておきましょう。
和式トイレを洋式トイレにリフォームする工事も工務店やハウスメーカーで行っています。専属の職人は主に大工さんであることが多く、トイレ工事に必要な設備・内装工事は外注(下請け)であることが多いようです。
3.リフォーム会社
リフォーム会社はトイレの壁・床などの内装工事や換気扇の交換など、空間全体の改修が得意ですが、トイレ交換のみの依頼も可能です。
また、アフターサポートが充実している会社が多く、万が一工事後に不具合があっても適切な対応を受けられるのもメリットです。
大手リフォーム会社では建築士や空間デザイナーもいます。内装もリフォームできるので、トイレ空間を大幅に変えたい場合は強い味方ですが、サービスの質が高い分、費用は高めの傾向にあります。
4.ホームセンター・家電量販店
ホームセンターや家電量販店では数は限られますが、実際に商品を展示している店舗もあるので実物を見ることができます。
しかし、商品は水回りメーカーがホームセンターや家電量販店向けに作ったリテール品であることがほとんどです。リテール品とは、仕様や機能をシンプルにして低価格で販売しているもので、メーカーの品番とは異なります。機能性を求める方には物足りない可能性があります。
工事に関しては外部委託が基本なので、質問があっても店頭スタッフがすぐに回答できなかったり、実際に工事をする業者を選べなかったりする点は不便だと感じる場合もあるでしょう。
トイレリフォーム・トイレ交換のおすすめ業者を選ぶポイント
それぞれの依頼先の特徴や強みはわかっても、信頼できる業者であるかは何を基準に判断すればよいのでしょうか。
続いては「おすすめ業者を選ぶポイント」を紹介していきます。ポイントは以下の通りです。
- 工事費用が明確である
- 希望する商品がそろっている
- 工事に必要な許認可をとっている
- 工事者の身元が明確である
- 事前調査が適切である
具体的に解説していきます。
1.工事費用が明確である
同じ業者に見積りを取得しても担当者によって見積内容や価格が異なるといったケースがリフォーム工事には多く見受けられます。
商品の希望小売価格、割引率、販売価格や工事費用は明確でしょうか。信頼できる業者選びには重要な判断材料なので、ホームページやチラシなどで費用が公開されているかを確認しましょう。
設備の交換・リフォームでは、残念ながらサービスに見合わない金額を提示する業者も存在します。見積もりの提示を受けたら、工事費の内訳が明確に記載されているか、金額が妥当なのかも必ず確認してください。
違和感を感じた場合は、遠慮なく質問して納得してから依頼するようにしましょう。
費用は安いほうがうれしいですが、あまりにも安価な場合はのちに追加費用を請求されたり、手抜き工事をされたりするリスクがあるので注意が必要です。
2.希望する商品がそろっている
トイレにはTOTO、LIXIL、パナソニックなど複数のメーカーがあります。
各メーカーでさまざまな商品がありますが、業者によっては取り扱いメーカーや商品が限られる場合があるため、希望する商品の取り扱いがあるかを事前に確認が必要です。
3.工事に必要な許認可をとっている
工事請負金額が500万円(税込)以下の工事については、国土交通省が定める「軽微な工事」に該当します。建築業法における許可制度の適用除外とされ、トイレ工事のほとんどは建設業許可がなくても工事を請け負うことが可能です。
トイレなどの水回りの工事を行うなら、水道局の「上下水道指定工事の指定」や「給水装置工事主任技術者」の資格があるかも確認すると安心です。
信頼できる業者の判断材料として、建設業許可や工事する自治体の許認可を取得しているか、またそれらの情報を公開しているかを確認しておきましょう。
4.工事者の身元が明確である
業者によっては、一部の作業を別の事業者に外注するケースも多いです。つまり、外注先の担当者の身元や実績、資格などを元請けの事業者が把握しているかは1つの判断基準になります。
自宅に入って作業してもらうため、事前に施工を担当する人の顔や人柄、施工技術のレベルを確認できていると安心です。
5.事前調査が適切である
トイレに限らず、住宅設備を新しくする際は事前の現地調査が重要です。
トイレ交換やトイレリフォームや現地調査では、トイレ室内の寸法、給排水管と電源の位置を確認します。床下など傷んでいる箇所がないかもチェックしますし、間取りを変更する場合は、構造の確認も必要です。
これにより、費用や工期がどれくらいかかるかを判断し、見積り額を算出します。そのため、現地調査をきちんと行なってくれる業者は、施工・金額面で信頼できるといえます。
【まとめ】トイレ交換・トイレリフォームの依頼は「信頼できる」業者へ依頼しよう!
トイレ交換・トイレリフォームの依頼先は複数あり、それぞれ強みと弱みが異なるため、ニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。
ただし、どの業者を選ぶにしても「信頼」が一番です。工事後に失敗して後悔しないためにも、おすすめ業者を選ぶポイントをおさえて納得がいくトイレ交換・トイレリフォームをしましょう!
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