ガスコンロ

どこで買うのが安い?ガスコンロを安く買える時期や種類の違いを解説

集合住宅のように、すでにガスコンロが備え付けられている場合を除き、新しくガスコンロを買う場合は、少しでも安く買いたいと考えるものです。

なかでも以下のような悩みを抱えていませんか。

「どこで買うのが安いのか」

「安く買えるタイミングはいつなのか」

「種類によって値段が変わるのか」

本記事では上記のような悩みを解決しつつ、ガスコンロを買う際のチェックポイントなどをまとめました。

安さを重視しすぎるあまり、失敗した買い物にならないよう、順番に解説していきます。

ガスコンロはどこで買うのが安い?購入先おすすめ5選

ガスコンロは、以下の店舗などで購入できます。

  • ホームセンター
  • 家電量販店
  • インターネット通販
  • リサイクルショップ
  • ガス会社

それぞれ安く購入できる理由や「なぜおすすめなのか」などを、順番に解説していきます。

ホームセンター

ガスコンロをホームセンターで安く買いたいなら、決算セールの最中に買うのがおすすめです。

特に型落ちタイプのガスコンロであれば、当然新品より安く買えます。

ホームセンターごとに異なる決算の時期は、下記の通りです。

店舗名 決算の時期
・カインズ
・ケーヨー
・コーナン
・総決算  :2月
・中間決算:8月
・コメリ
・ナフコ
・ビバホーム
・総決算  :3月
・中間決算:9月

詳しくは後述しますが、据え置きタイプのガスコンロであれば、その場で持ち帰れるのもメリットです。

店舗に足を運べば商品に詳しい店員に質問しつつ、設備工事の相談ができます。

家電量販店

家電量販店であれば、前述で紹介したホームセンターのように、決算の時期以外でもガスコンロを安く買えるタイミングがあります。

たとえば店舗ごとのセールが該当します。

チラシだけでなく、公式サイトやSNSで情報を確認でき、セールのタイミングに家電量販店へ行くと、ガスコンロを安く買えるのでおすすめです。

あえてホームセンターとの大きな違いを挙げるなら、家電量販店であれば値引き交渉ができる可能性がある点です。

交渉が苦手な方でも、他の家電と一緒に買えばガスコンロを含めて安くしてもらえる可能性があります。

交渉せずに決算の時期を狙ってガスコンロを安く買いたい方は、以下の表を参考にしてください。

店舗名 決算の時期
・コジマ
・ビックカメラ
・総決算  :2月
・中間決算:8月
・ヨドバシカメラ
・ヤマダ電機
・ケーズデンキ
・総決算  :3月
・中間決算:9月

インターネット通販

ガスコンロの値段だけ見れば、インターネット通販(オンラインショップ)は比較的安く買えるので、おすすめの購入先です。

豊富なラインナップからガスコンロを安く買えるだけでなく、プラットフォームごとにポイントが付与されるのも魅力の1つです。

Amazonや楽天市場などのプラットフォームでは、ホームセンターや家電量販店のような実店舗よりも低価格で提供されています。

購入前にガス台の大きさを自分で調べる必要があり、実店舗のように相談できないのがデメリットです。

詳しくは後述しますが、ガスコンロの種類や素材によって価格や特徴が異なります。

安さだけでなく、ガスコンロごとの違いを見極めが必要なので、調べる手間がかかってしまうので注意して購入しましょう。

リサイクルショップ

据え置きタイプのガスコンロを安く買いたいのであれば、リサイクルショップで買うのがおすすめです。

当然販売されているガスコンロは中古品になりますが、安さを重視している方に向いている購入先です。

ガスコンロの処分を考えた際、自分で処分しなければいけないのでデメリットに感じる方も少なくないでしょう。

ガスコンロ自体の保証も切れている可能性もあるので、トラブル発生時の問い合わせ先を確認しておく必要があります。

あくまで中古であっても安くガスコンロを買いたい方におすすめの購入先と把握しておきましょう。

ガス会社

安さよりも「安心安全さ」を重視している方は、ガス会社からガスコンロを買うのがおすすめです。

ガス会社は、言わば「ガスのプロ」と言えるので、保証によるアフターフォローが充実しています。

販売しているガスコンロも、リンナイやノーリツなどのメーカーが多く「性能でも安心できる」と感じる方も多いでしょう。

ホームセンターや家電量販店は、複数の商品を扱っているので、ガス会社と比べると知識量に偏りがあります。

専門性が高く、安心できる保証を重視している方は、ガス会社からガスコンロを買うのがおすすめの購入方法です。

ガスコンロを買うのにおすすめのタイミング

ガスコンロを安く買える時期は、決算やポイント還元などのセールを実施しているタイミングです。

前述で紹介したように、ホームセンターや家電量販店は決算の時期に決算セールを実施しています。

インターネット通販(オンラインショップ)でも、以下のようなポイント還元セールが充実しています。

サイト名 セール内容
Amazon ・プライムデー
・ブラックフライデー
楽天市場 ・楽天スーパーセール
・買い物マラソン

専門性の高さや保証が充実しているガス会社でも、キャンペーンを実施しているガス会社もあるので、公式サイトやチラシを確認しておきましょう。

工事費用やガスコンロの値段を安くできるタイミングは、購入先によって異なると把握しておくのが最適です。

ガスコンロの値段に関わるタイプの違い

ガスコンロは大きく分けて「据え置きタイプ」と「ビルトインタイプ」の2種類あります。

それぞれの違いを表でまとめると、以下の通りです。

種類 据え置きタイプ ビルトインタイプ
設置方法 テーブルなどに置くだけ キッチンに取り付ける工事が必要
故障時の対応 買い替え 場合によって取り外しの工事が必要
設置場所 広いスペースが必要 スペースの節約が可能
日頃の掃除 汚れが溜まりやすく手入れが手間 比較的手間をかけずに掃除可能
見た目 キッチンとの統一感を出しにくい キッチンとの統一感を出せる

据え置きタイプ

据え置きタイプのガスコンロは、ガステーブルと呼ばれるだけあり、工事せずに設置できるガスコンロです。

ガス栓とホースがあれば比較的簡単に設置でき、安さを重視している方におすすめのガスコンロです。

アパートやマンションのような集合住宅でも設置できるガスコンロなので、引っ越しが多い方にも重宝されています。

ビルトインタイプ

ビルトインタイプのガスコンロは、天板に埋め込まれたガスコンロです。

キッチンとの統一感があるのでスッキリした印象にはなりますが、値段が比較的高い点においてデメリットになります。

据え置きタイプのガスコンロのような手軽さはなく、工事が必須になるので、専門業者への依頼も必要です。

ビルトインタイプのガスコンロは安くても3万円前後で、別途工事費用が発生します。

統一感あるキッチンで手入れが楽になるメリットはあるので、予算を考慮して選びましょう。

ガスコンロの値段に関わる素材の違い

ガスコンロを安く買おうとするなら、素材の違いによって値段が変わります。

  • ガラストップ
  • ホーロー
  • フッ素コート

それぞれの特徴を順番に解説していきます。

ガラストップ

ガラストップのガスコンロは、手入れが楽になるのが特徴のガスコンロです。

たとえば揚げ物をする家庭にとって魅力的で、油汚れや焦げの汚れに対して、布で拭き取るだけで掃除できます。

耐久性にも優れていますが、ガスコンロ本体の値段が比較的高いのがデメリットです。

重い物を落としてしまうと割れてしまうので、扱いには注意が必要なガスコンロです。

ホーロー

ホーローのガスコンロは、安くて長持ちするのが特徴のガスコンロです。

油汚れの手入れも比較的簡単に落とせて、ガラストップのように重い物を落としても割れないのもメリットです。

しかしホーローのガスコンロは、銅板素材になるので表面が錆びやすいので注意しなければいけません。

錆びないように、日頃から水気を拭き取っていく必要があるので、手間がかかってしまいます。

フッ素コート

フッ素コートのガスコンロは、一人暮らし向けのガスコンロです。

前述で紹介したガラストップやホーローほどの耐久性はないものの、熱伝導率の高さが魅力の1つです。

ガスコンロを買う際のチェックポイント

ガスコンロを買う際、ガスコンロの種類や機能性を気にしなければいけません。

それぞれ「何を注意しなければいけないのか」順番に解説していきます。

ガスの種類

ガスの種類は「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の2種類あります。

つまり、設置するガスコンロが都市ガス用なのか、プロパンガス用なのかを把握しなければいけません。

ガスの種類を見極めるポイントは、以下の通りです。

見極める場所 都市ガス プロパンガス
シール表記 12A、13A、都市ガス用 LPG、プロパンガス用
ガス検知器の場所 天井付近 床付近
検針票 横長 縦長
ホースの色 白、薄いピンク オレンジ

独断が心配な方は、検針票に記載されたガス契約をしている会社に問い合わせて確認しましょう。

機能性

ガスコンロには、1口タイプや2口タイプのように、ガスコンロを使う頻度によって値段が異なります。

頻繁に自炊しない方は1口タイプのガスコンロがおすすめな一方で、世帯人数が多い家庭には2口タイプ以上のガスコンロが向いています。

他にも小さな子どもがいる家庭には、子どもが誤ってガスコンロを触っても作動しない「チャイルドロック機能」が搭載されているガスコンロがおすすめです。

温度調整機能やタイマー、消し忘れを防止する安全機能など、豊富な機能から選べます。

つまりガスコンロの使い勝手を考慮し、機能性に妥協すればするほど、安いガスコンロを選べるのです。

安いガスコンロを買う際によくある質問

ここからは安いガスコンロを買う際によくある質問を取り上げます。

今回、以下の疑問に回答していきます。

  • ガスコンロの買い替え時期はいつ?
  • 中古のガスコンロを買う際の注意点は?
  • ビルトインタイプを設置する場合どういう流れになるの?

ガスコンロの買い替え時期はいつ?

ガスコンロの買い替え時期は、ガスコンロの寿命である10年を迎えてからになります。

家庭用ガスコンロの寿命は、使う頻度にもよりますが一般的には10年程度と言われています。

寿命を迎えたガスコンロは、部品の経年劣化から故障のようなトラブルが発生するので注意が必要です。

見えない場所に取り付けられた部品の劣化も発生するので、不具合が確認できなくても10年経ったら買い替えを検討しましょう。

ガス漏れや火災などの事故につながる可能性もあるので、異臭や炎の色がオレンジになっている場合は注意が必要です。

中古のガスコンロを買う際の注意点は?

中古のガスコンロを買う際、保証期間の年数を見ておきましょう。

ガスコンロによっては、ガスコンロの保証期間=ガスコンロの寿命になっている場合があります。

中古のガスコンロを買っても、故障などのトラブルから修理や交換の費用がかかる可能性も考えられます。

気になる方は、安さを重視しすぎて中古で買わず、ガスコンロを新品で買うようにしましょう。

ビルトインタイプを設置する場合どういう流れになるの?

ビルトインタイプのガスコンロを設置する大まかな流れは、以下の通りです。

  • 設置場所の確認
  • デザインとレイアウトの調整
  • 業者選び
  • 業者と工事方法の打ち合わせ

初期不良が発生した際、保証内容によっては無償で修理対応してもらえる可能性もあるので、打ち合わせ段階で保証内容を確認しておくのがおすすめです。

まとめ|自分にあった安いガスコンロを設置しよう

今回はガスコンロを安く買うには、どこで買うのが安いのか気になっている方に向けて、おすすめの購入先から解説しました。

決算の時期にガスコンロを安く買えるホームセンターや家電量販店。

ポイント還元セールを実施しているインターネット通販(オンラインショップ)の他、独自のキャンペーンを実施しているガス会社などから購入先を選べます。

ガスコンロの種類や素材の違い、機能性においても豊富なラインナップが揃っています。

安さを重視するあまり、失敗しない買い物になるよう専門知識が豊富な方に相談してからガスコンロを選んでいきましょう。

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