「食洗機を買いたいけれど、分岐水栓って何?本当に必要なの?」
そんな疑問を持つ方は非常に多いです。ビルトインではなく“据え置き型(タンクレスタイプを含む)”の食洗機をキッチンの蛇口に接続する場合、ほぼ必ずこの 分岐水栓 が必要になります。
この記事では、
・分岐水栓とは何か
・どんな食洗機に必要なのか
・取り付け方法と費用相場
・DIYは可能なのか
・注意点や失敗しない選び方
まで、購入直前の方が確実に理解しておきたいポイントを徹底解説します。ぜひ最後までご覧ください!
1. 分岐水栓とは?

分岐水栓とは、キッチンの蛇口の給水を “二手に分ける” ためのパーツです。
普段どおり蛇口から水を出しつつ、同じ給水ラインから食洗機にも水を供給できるようになります。
● なぜ分岐水栓が必要なのか?

据え置き型の食洗機は、「水を外部から供給しながら運転する」仕組みのため、蛇口からの給水が必須です。
タンク式(自分で水を入れるタイプ)は分岐水栓が不要な場合もありますが、パナソニックのタンクレスタイプは分岐水栓が必要になります。
2. 自分の家の蛇口に分岐水栓は付けられる?確認すべきポイント

分岐水栓選びで最も重要なのは「自宅の蛇口がどのメーカー・型番か」を確認することです。
● 確認方法

- 蛇口本体に貼られているシールや刻印を見る
例:TOTO、LIXIL(INAX)、KVK、タカギ など - 取扱説明書に記載
- 蛇口の根元の形状(レバーの位置、高さ)
- パナソニック公式の分岐水栓検索サイトを利用
メーカーや型番によって必要な分岐水栓が100種類以上あるため、完全に一致する型番を選ぶのが絶対条件です。
3. 分岐水栓の価格相場

メーカーや型番により大きく変わりますが、一般的には以下の価格帯が一般的です。
| 種類 | 相場価格 |
| よくあるTOTO/KVK/LIXIL | 8,000〜18,000円 |
| タカギ特殊タイプ | 20,000〜25,000円 |
| 流通量の少ない旧型 | 20,000〜30,000円 |
※食洗機本体よりも意外と高く、購入者の多くが驚くポイントです。
4. 取り付け方法(ざっくり流れ)

分岐水栓を付ける手順は概ね共通しています。順番に確認していきましょう。
① 止水栓を閉める
キッチン下の収納内にある止水栓を閉めます。
② 蛇口のレバーハンドル・カバーを外す
メーカーによってネジの位置や形状が異なります。
③ 蛇口本体の部品を取り外す
内部のカートリッジ部分を外したり、土台リングを外したりします。
④ 分岐水栓を噛ませる
既存の部品の間に分岐水栓を挟み込みましょう。
⑤ 食洗機ホースを接続
最後にホースをつなげて、水漏れがないかチェックします。
5. 取り付けに必要な時間と業者費用

続いて、取り付けに必要な時間と業者費用を見ていきましょう。
● 作業時間

業者なら 30〜60分
DIYなら 90分〜半日(慣れないともっとかかる)
● 工事費相場

| 依頼先 | 工事料金 |
| 家電量販店 | 8,000〜15,000円 |
| 便利屋/水道業者 | 10,000〜20,000円 |
| メーカーサービス | 15,000〜25,000円 |
※ 分岐水栓の取り寄せ費用は別。
6. DIYは可能?プロと比べたメリット・デメリット

結論として、DIYは「可能」です。
しかし、メリット・デメリットを比較した場合、「DIYに慣れていない方はプロに任せたほうが安心」と言えるでしょう。
それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、ご自身にとってどちらがよいか確認してみてください。
DIYのメリット

- 工事費がかからない(数千〜1万円の節約)
- すぐ取り付けられる
- 構造を理解できるため、後のメンテが楽
DIYのデメリット

- 水漏れが起きるとキッチンが水浸しになる可能性
- 必要な工具が多い(モンキーレンチ、プライヤーなど)
- 蛇口の構造によっては解体が難しい
- 賃貸の場合、破損すると原状回復費が高額に
特に、タカギ製の蛇口や、浄水器一体型の蛇口は構造が複雑でDIY難易度が一気に上がります。
→ 初心者は業者依頼が圧倒的に安心です。
7. 分岐水栓を使わない選択肢は?(賃貸や工事NGな場合)

ここまで読んで「できれば分岐水栓を使うのは控えたい」という方へ、他の選択肢をご紹介しますので参考にしてください。
① タンク式の食洗機を選ぶ
例:アイリスオーヤマ、サンコーなど
水を自分で入れるため、分岐水栓不要。
② 水栓工事不要の分岐アダプターを使う(まれに可能)
蛇口先端に取り付けるアダプター方式。ただし対応機種が限られます。
③ 工事OKの部屋に引っ越してから導入
長期的にはこちらが確実です。
8. 食洗機と分岐水栓の選び方ポイント(後悔しないために)

次に、食洗機と分岐水栓の選び方のポイントをご紹介します。
① 食洗機本体より先に、蛇口型番を確認する
本体を先に買ってから「分岐水栓が合わない…」は非常に多い失敗です。
② 価格だけでなく、取り付けやすさを重視
旧型蛇口は分岐水栓が高額になることがあるため、蛇口自体を交換した方が安いケースもあります。
③ 賃貸ならタンク式の方が安全
退去時のトラブル回避になります。
④ 工事をセットで依頼するか検討
量販店はキャンペーンで工事割引があることもあるので、比較しましょう。
9. 分岐水栓+食洗機の導入にかかる総コスト例

最後に、分岐水栓+食洗機の導入にかかる総コスト例を以下に解説します。
● パナソニック(タンクレス)+分岐水栓+工事
- 食洗機:50,000〜90,000円
- 分岐水栓:10,000〜20,000円
- 工事費:10,000〜15,000円
→ 合計:70,000〜125,000円
● タンク式食洗機
- 本体:35,000〜55,000円
- 工事:不要
→ 合計:35,000〜55,000円
10. 【まとめ】分岐水栓は「難しそう」に見えるけれど、理解すれば簡単!

分岐水栓は、“蛇口から食洗機へ水を分けるための必須パーツ”です。
取り付けは専門知識が必要な場合も多いですが、業者に依頼すれば短時間で確実に設置できます。
分岐水栓を選ぶ際の最重要ポイント
- 蛇口のメーカーと型番を確認すること
- タンク式なら不要の可能性あり
- DIYは可能だが、水漏れリスクが高い
迷う場合は、食洗機のメーカーに蛇口の写真を送って確認してもらうのが一番確実です。もし食洗機を設置する場合は、弊社「都市ガスサービス」でも承っていますので、お気軽にご相談ください。

