冬場にエアコンを使用していると、水が漏れてくるというトラブルに遭遇することがあります。夏場に発生する水漏れは結露が原因であることが多いですが、冬に発生する場合は異なる要因が関係していることがほとんどです。
本記事では、冬にエアコンから水が漏れる原因、応急対策、そして水漏れを防ぐための予防策についてくわしく解説します。冬のエアコン水漏れにお困りの方はぜひ最後までご覧ください!
冬にエアコンから水が漏れる原因
冬場にエアコンから水が漏れる主な原因として、主に以下の4点が考えられます。
- 霜取り運転による排水
- ドレンホースの凍結や詰まり
- 室内機内部の結露
- エアコンの設置不良
順番に解説していきましょう。
1. 霜取り運転による排水
冬季にエアコンを暖房運転していると、室外機の熱交換器に霜が付着します。これは、外気温が低く湿度が高いときに発生しやすい現象です。エアコンは効率よく動作するために定期的に霜取り運転(デフロスト)を行い、霜を溶かします。その際に発生した水が、通常であれば排水ホースを通じて適切に排出されます。
しかし、以下の理由により水が室内に漏れてしまうことがあります。
- 排水ホースが詰まっている
- 室外機周辺の水が凍結し、排水がうまくいかない
- 排水ホースが途中で外れてしまっている
2. ドレンホースの凍結や詰まり
冬場の気温が低い地域では、エアコンの排水を行うドレンホース内の水が凍結し、詰まることがあります。すると、水が正常に排出されず、逆流して室内機から水漏れが発生することになります。
また、ホース内部にホコリやゴミが詰まることでも、水の流れが悪くなり、排水が滞る原因となりますので注意しましょう。
もし清掃しても改善されない場合は、ドレンホースの先端が上向きになっている可能性も。本来は自然に水が流れる角度になっていますが、先端が上向きだと水も流れにくくゴミも入りやすくなるので、角度にも注意してみてください。
3. 室内機内部の結露
エアコンの内部には熱交換器があります。冬場に暖房運転を行うと、室内機の温度が上昇します。しかし、部屋の湿度が高い状態で急激に温度差が生じると、室内機の表面や内部で結露が発生することがあります。この結露水が正常に排水されずに漏れ出ることも、水漏れの原因のひとつです。
4. エアコンの設置不良
エアコンの設置が正しく行われていない場合、排水が正常に機能せず、水漏れが発生することがあります。たとえば、
- 室内機の設置が水平でなく、傾いている
- 排水ホースの角度が適切でない
- 室外機の排水がスムーズに流れない場所に設置されている
こういった場合は、水が正しく流れずに溜まり、やがて室内に漏れ出ることがあります。
冬にエアコンから水が漏れたときの応急対策
水漏れが発生した場合、すぐに修理業者を呼ぶことも大切ですが、応急処置を行うことで被害を最小限に抑えることができます。
主な応急対策は以下の通りです。
- エアコンの電源を切る
- 排水ホースの確認と清掃
- 凍結したホースの解凍
- 室内機の結露対策
具体的に解説します。
1.エアコンの電源を切る
エアコンから水漏れが起きたら、まずはエアコンの電源を切りましょう。
運転が止まれば水漏れも止まります。また、水漏れによるコンセントの漏電の危険性もありますので、電源を切った後はコンセントも抜いておきましょう。
2. 排水ホースの確認と清掃
水漏れの原因が排水ホースの詰まりである場合、以下の手順で確認と清掃を行います。
- エアコンの電源を切る。
- 室外に伸びている排水ホースの先端を確認する。
- ホースが折れ曲がっていないかチェック。
- ホース内に詰まりがないか、掃除機などを使って吸い取る。
詰まりが原因だった場合、清掃後に水漏れが解消される可能性があります。
もしエアコンと壁の間から水が漏れている場合は、本体とドレンホースの接続の問題の可能性も考えられます。接続部分が緩んだり破損したりすることでホースを水が通らなくなり壁を伝うようになるからです。
その場合はご自身で解決することが難しいので、専門業者に依頼しましょう。
2. 凍結したホースの解凍
もしホースが凍結している場合は、以下の方法で解凍できます。ホースを暖める対策をしましょう。
- ぬるま湯をかける(熱湯は避ける)
- ドレンヒーターを設置する
- 防寒材を巻く
3. 室内機の結露対策
室内機の結露を防ぐには、以下の方法が有効です。
- 部屋の湿度を下げる(加湿器の使用を控える)
- 室内機のフィルターを掃除する
- 風向きを適切に調整する
冬のエアコン水漏れを防ぐ予防策
冬のエアコン水漏れを未然に防ぐために、以下の予防策を講じることが重要です。冬になったら特に注意してみてください。
- 定期的なメンテナンス
- 排水ホースの断熱対策
- 室外機の周辺環境を整える
順番に見ていきましょう。
1. 定期的なメンテナンス
エアコンの定期点検と清掃を行うことで、水漏れのリスクを軽減できます。
- フィルターの清掃(2週間に1回)
- ドレンホースの点検と清掃(年に1回)
- 専門業者によるエアコンの内部洗浄(2~3年に1回)
2. 排水ホースの断熱対策
排水ホースが凍結しないように、断熱材を巻いたり、ホースの周りに保温材を設置すると効果的です。市販のホースカバーを利用するのもおすすめです。
3. 室外機の周辺環境を整える
室外機の排水が適切に行えるよう、周囲に障害物がないか確認し、排水口が詰まらないように掃除しておきましょう。
【まとめ】日頃の清掃とメンテナンスで冬の快適なエアコン生活を!
冬にエアコンから水が漏れる原因として、霜取り運転による排水、ドレンホースの詰まりや凍結、室内機の結露、設置不良などが考えられます。水漏れが発生した場合は、排水ホースの確認や解凍、結露対策を行うことで応急処置が可能です。
また、日頃から定期的なメンテナンスやホースの断熱対策を行うことで、水漏れを未然に防ぐことができます。冬場のエアコン使用時には、これらの点に注意し、快適な室内環境を維持しましょう。
もしエアコンの水漏れにご自身で対処できない場合は、弊社都市ガスサービスでもエアコンの修理・交換を行っております。お気軽にご相談ください。